「教えて茶道」Vol,56

五月しては、暑い日が続いておりますし、火曜日は雨模様でムシムシして、
皆様の体調はいかがでしょう?
朝夕は涼しく、これはこれでいいのですが、油断すると風邪をひきますから
ご用心を!
慣れ親しんだ留学生は帰国前の頑張りがたたってか、急性胃腸炎になり、治り
かけては、若い者だからと、帰国寸前の忙しさに、又ぶり返したりして心配し
ましたが、無事帰国しました。
卒業式には夫婦で出席、自分の子供の時のも、思い出して思わず涙しました。
別れの時には、やはり涙でした。
彼女も私も、涙なしで、サヨナラは言わないで、普通の日のように、
「行ってらっしゃい、気をつけて、頑張ってね。」
「行ってきます。晩御飯の時にね。」で、別れようと…
今も、涙なしではやはり語れません。
とても、いい経験をしました。
その疲れも取れないうちに、私は今日、旅立ちます。
カナダの、ナイヤガラ、プリンスエドワード島、ロッキーを巡ってまいります。
次回はお休みをと、思いましたが、予約してまいります。
うまく配信できる事を祈りながら、行ってまいります。


<茶花十二ヶ月>
 八月 葉月(はづき)
唐松草 鷺草(さぎそう) 松風草 姫沙参(ひめしゃじん) 駒繋(こまつなぎ)
芙蓉(ふよう) 丸葉留紅草(まるばるこうそう) 夏藤 水引 浜梨 
吾亦紅(われもこう) 沼虎の尾 木槿(むくげ) 節黒仙翁(ふしぐろせんのう)
宗旦木槿(そうたんむくげ) 山ぶどう

 九月 長月(ながつき)
萩 芒(すすき) 撫子(なでしこ) 石竹 伊勢撫子 女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま) 桔梗(ききょう) 沢桔梗 船釣草 曙草(あけぼのそう)
秋丁子(あきちょうじ) 桜蓼(さくらたで) 秋海棠(しゅうかいどう)
かるかや やまぼくち 白桔梗 大毛蓼(おおけたで) 上臈ほととぎす
祇園守(木槿、ぎおんまもり) 白鉄線 宮城萩(みやぎのはぎ)

 十月 神無月(かんなづき)
高野箒(こうやほうき) ほととぎす おやまぼくち 山薄荷(やまはっか)
風船葛(ふうせんかづら) 梅鉢草(うめばちそう) 見かえりそう 釣鐘草
竜胆(りんどう) 葛梅擬(つるうめもどき) 浜菊 秋明菊(しゅうめいきく)
野菊 山ホトトギス 白萩

 十一月 霜月(しもつき)
数珠玉(じゅずたま) 錦木(にしきぎ) 榛の実(はしばみのみ)
寒菊(照り葉) 初嵐椿 めぎ(紅葉)

 十二月 師走(しわす)
鶯神楽(うぐいすかぐら) 錦木(にしきぎ) はんのき 寒菊 水仙
蝋梅(ろうばい) 清司椿(せいしつばき)