「教えて茶道」Vol,48

 

春も本番になってきましたね。桜もあっという間に咲きそうです。
いよいよ山歩きの活動開始です。
趣味は、家の中と、アウトドアの2つを持つ方がいいと聞きます。
雨降りは雨の音を聞きながらお茶を点て、読書などを。
晴れの日には、裏山をかけ回り山菜を取り、野菜つくりなど。
いいですね。気分がいいと想像の世界も広がりますね。
え、全然広がってないと、宇宙で畑作なら広がっていると言えるので
しょうか。

茶道具(7)
<香合>
香料を入れる蓋付きの器。香箱とも言う。
炭手前に際して、盆にのせて持ち出したり、炭斗に仕組んだり、棚な
どに飾っておく。
炭手前を略する場合でも、香合だけを席中や待合などに古袱紗や紙釜敷に
のせて飾ることが行われる。
鑑賞の対象として、小器ながら産地・材質・意匠・手法など多くの資質
を有してる。
産地からは唐物(輸入もの)と和物、
材質からは陶磁器・漆器・木地・貝類・金属類、
用法からは風炉用と炉用に分けられる。
風炉用は香木を入れるので木地・漆器が用いられ、
炉用は練り香を入れる為の陶磁製のものがすべてといえる。
両用できるものに貝類・金属類・象牙などがある。
炉に用いる場合には椿の葉などを敷いて練り香をのせる心得が必要である。
風炉用香合を分類すると唐物に堆朱(ついしゅ)・堆黒(ついこく)・
堆黄(ついおう)・紅花(こうか)・緑葉(りょくおう)・存星(ぞんせい)
・倶利(ぐり)・螺鈿(らでん)・青貝(あおがい)・きんま・独楽(こま)
・天川(あまかわ)
和物として錫縁(すずぶち)・鎌倉彫(かまくらぼり)・一閑張(いっかんばり)
・木地(きじ)・瓢(ひさご)・蒔絵など。
炉用香合は多くあり、簡単に述べると
唐物では交ち・染付・呉須(ごす)・青磁・祥瑞(しょんずい)・南蛮
和物では楽焼・志野・織部・伊賀・黄瀬戸・唐津・京焼きなど。


<読者のコーナー>
専門家からお聞きした
おいしいスウイートポテトの作り方を紹介します。
アルミホイル小皿25カップ分
「材料」
さつまいも     1kg
無塩バター     100g
生卵        3個
生クリーム     1箱
ベーキングパウダー 小さじ1
小麦粉       100g
メイプルシロップ  100cc(砂糖100g)
アーモンドスライス 適宜 
「調理」
1.さつまいもを蒸して荒くつぶして、生クリームを加えてねかしておく
2.バターを室温で溶かして、なめらかになるまでかき混ぜ、シロップを
  少しづつ加える
3.バターにとき卵を少しづつ加えて、なめらかにする
4.バターとさつまいもを加えさっと混ぜる
5.ベーキングパウダーと小麦粉をふるいにかける
6.さつまいもに小麦粉を加えて切る様に混ぜる
7.アルミホイル小皿にさつまいもを盛るアーモンドスライスをのせる
8.180℃のオープンで約40分焼く
  焼きあがり少し前に黄身を表面に塗る