「教えて茶道」Vol,38

 

寒さが厳しくなってまいりました。
天気予報に雪マークがたびたび登場して、
冬にはスキーヤに変身する私にとってはうれしい事ですが、
皆様、風邪には注意して下さい。

15日は「小正月」と呼ばれ、元旦に次ぐおめでたい日として、古く
から祝われ、赤小豆を入れたおかゆを食べて邪悪を除きます。
そしてこの日で、「松が取れる」といい、門松やしめ縄も取り払い、
お正月気分も一掃されて、常の日に戻ります。
いよいよ一年の始まりで、初稽古があります。

先日、私達の稽古始がありました。初釜もかねてでした。
前にお話したような道具類やお菓子、花びら餅がありました。
香合は、ぶりぶり香合で、正月の飾り香合として多く用いら
れるものです。
これは、正月玩具の「ぶりぶり」から意匠されたもので、
八角形の胴にふくらみを持つ形のもの。有職風な彩色を施した陶磁製や 塗り物などがあります。

お正月には、出かけられてお抹茶をいただかれた方もあると思いますが、 いろいろ言われていても、忘れるのが人間です。
一つだけ、覚えておいてください。。お茶をいただく時に、次ぎの方への 挨拶「お先に」だけは言いましょう。
後は、茶碗を三回まわそうが、右回りでも、左回りでも、おいしく
粗相のないようにいただかれればいいわけですから。
「お先に」は、お茶の時だけでなく、いつでも使えるフレーズですから、 お手洗いでも、人を追い越す時とか、一言いう癖にしておくと、
なんと心得のある人かと感心されます。
又、ひとことで心は和むものです。これもお茶の心得の一つです。

<読者のコーナー>
第6話ガッパドキアから トルコの国の ほぼ中央に位置するカッパドキアでの観光。
ここはアナトリア高原の中心に広がる今まで見たことの無いキノコ状 の大奇岩の大パノラマ360°
キャンパスいっぱいに絵画が絵書かれて いるこのパノラマの大空を
気球で飛んで楽しんでいるバル-ンがひとつ いいな−−−と思いつつ 地上から絶景の高地の遊歩道へ奥様と2人 そこで360°
絶景の写真をパチリ、パチリと撮り下山(小高い丘という イメ-ジ)
途中、昔、人がその大奇岩で住んでいたと言う洞穴を発見、
ツァ-の みんなが入って登ろうと挑戦するがダメ、
そこで若い私(リタイヤ組から見ると子供みたいなもの)がチャレンジ。 奇岩の、すぐ入った中はひと一人やっと登れるぐらいの穴が垂直に3m 所々足掛けは有るものの少し登には勇気がいる、
恐怖心と戦いながら 登ると其処は畳2.5ぐいの広ささらに上へ、
少し急なゴツゴツとした スロ-プの勾配を登る、
その空いた窓から外を見ると絶景を見るどころ
か、高くて恐い、下からヤンヤの喝采の声と共に顔をもっと見せろ
体を 出せだの、ツァ-の仲間の喧しい事しきり記念写真を
パチリと撮っても らってすごすごと降りてくる。
ところが最初登った入り口の直角口を降りようとするとコワ---イ、
コワ---イ。
そろりそろりと降りる事、数分、最後はズズズ---ズ
何とかと煙は上へ登ると言う話は良く聞く話でですが
はしゃいで登ると猿も立て穴からズリ落ちると言う事でした。