「教えて茶道」Vol,35

濃茶の席での客の心得
お菓子の頂き方
前席で、お菓子を頂きます。
お菓子は、縁高(ふちだか)と言う重箱の小さい版に入れられます。
蓋の上に黒文字(楊枝)が、お菓子の分だけおいてあります。
正客(始めの客)は一番下の段に自分の楊枝を入れます。
上の段は、次客へ渡します。次客はお菓子の数だけ黒文字をさし入れ ます。上の段は次へ渡します。
楊枝でお菓子を懐紙の上に置きます。
空になった縁高は末席の方へ渡していきます。
末客(客の最後の人)は、縁高を重ねて水屋口に置きます。
お菓子ののった懐紙を手に受けてお菓子を頂きます。

濃茶の頂き方
お茶が練られた茶碗が出されると、正客がお茶碗を取りに出て、自席へ 戻り、畳内、左膝かしらに置きます。
全員総礼します。
茶碗を手の上において、軽く持ち上げ、2回手前へ回してから飲みます。 濃茶を、3口くらいで頂きます。3〜4人くらい、1碗で頂きますので 飲みすぎず、残りすぎず、考えていただく。
次客は、次の方へお先にの挨拶をしておく。
頂いた後は、下の置いて、茶巾のように折りたたんだ懐紙で拭きます。 2回向こうへ(正面を向ける)まわして、次の人へ渡します。
渡す人は、右手、上。左手、下と、茶碗をたてに持ち、受け取る人は、 右手、右。左手、左横に持って受け取ります。
次客が受け取ると、互いに渡しました、受け取りましたのお辞儀をする。 正客は、1口飲んだ後、亭主より「お服加減いかがですか」のお伺いが あるので「結構でございます」と言う。
次客が頂いている時に、亭主にお礼と、茶を伺う。
「お練り加減大変結構でございました。  
お茶銘は?  
お詰めは(店の名前)?  
先刻は美味しいお菓子をありがとうございました。  
御銘は?  
お詰めは?  
お練り加減、お湯加減誠に結構でございました。」と、挨拶する。
末客が飲みきると、正客はお茶碗の拝見を請う。
末客は、お茶碗の縁をきれいに拭く。底のお茶はそのままにして、
お茶の香とその景色を見るために残し、あとはきれいに拭く。
全員でお茶碗を拝見した後、正客と末客とが、出会いで返します。
(末客が正客に茶碗を返し、正客が亭主に返す。)
亭主がお茶碗を膝前に置くと、総礼をします。
その後、水指の蓋をしめた時、正客は道具の拝見を請います。
道具類が出されると、主客がとりに出て、自席へ持ちかえります。
一つづつ、畳より外に出して、拝見して、畳より中に入れて次客へ
回します。
拝見が終わると、正客と末客とで、出会いで返します。
正客は亭主に道具類を訊ねる。
「茶入れのお釜もとは?
お茶入れのお形は?  
お茶杓のお作は?  
何か御銘は?  
お仕覆のおきれじは?  
お仕立ては?」と訊ねる。 

<読者のコーナー>
今日は第5話パムッカレから
パムッカレとはトルコ語で[綿の城]と言う意味だそうです。
段々畑のような温泉で有名な絵ハガキがとても奇麗な石灰棚、
僅か45 分間の観光時間、さっそく 靴と靴下を脱ぎ1km前後の尾根を散策、 地面は暖かい温泉とヌメヌメとした石灰、美しい景観を見ながら時間と 砂利ありで足の裏の痛みと耐え、一歩間違えば石灰石の崖から墜落の危 険に挟まれる。
美しさを堪能するのもそこそこに心はピリピリとした緊張感の中での
絶景はまた格別のものがありましたよ。
本題はここからよ
ホテルに着いて、このパムッカレで泊まるホテルには室内温水プ-ルと 温泉と室外プ-ルが有り、さっそく海水パンツに着替えてドブ−−−ン。 奥さんはもちろん奈良の2人娘それと福岡の別居中のおじさんも一緒。 最初は室内の温水プ-ルでジャブジャブ、そのうち室外の温泉風呂へ。 ツァ-のバスの運転手も居る 遊び心いっぱいの私は温泉のドロをつかみ 熊のような分厚い胸と毛むくじゃらの体にドロをいっぱいなすりつけ、 逃げる熊さんを追っかけて遊ぶ遊ぶ。
また そこには若いピチピチの外国ギャルがいっぱい、
その内4人ぐらいのグル-プ中にテニスをしてい た
ドイツのシュティフィ- グラフよりもずっ−と若く美人にした外国人を見つけさっそく、
あんた何処の国からきたの、と声を掛けると
America との答え。
ワシントン、ニュ-ジャ-ジ、ニュヨ-ク、ミシガンといくつもの州を、 あげ、何処の出身やと聞くと、(これで相手は私が何を聞きたいか質問 の意味がわかる)カルフォルニア。 即、カルフォルニア フェイバレット フ-ド イズ オレンジ。と言うと Yes.と彼女の答え、続いて彼女が何か話掛けてきたまでは 良かったんよ。
で、私、彼女の話の内容がわからなかったので、ワンス モア プリ-ズと 言うと 福岡のおっさんが温泉のすぐ上から、 He is crazy.の掛け声 その言葉を聞いて彼女後すざり、アァ---ア おじん おじん 何言うてくれるのんや! このドアホ−! 私の語学の向学心とあこがれのカルフォルニア シュティフィ-が消え て行く....
ひょっとしたらE-Mailのメ-ル友になれるかもしれなかったのに。
残念の一言でした ウ-----ウン
海外へ行ってもツァ-の仲間は選ばなくっては
ダメだってことか! でも、語学はトルコ語でも無くイタリア語でも無く、
ヤッパリ英会話が一番大切な事だと痛感しました。
これを教訓に会話の勉強しなくっちゃ。