「教えて茶道」Vol,34

先日、お茶会に行ってきました。
先週お話した「無事」の軸がかかっておりました。
香合は蕪の絵でした。

12月と言えば、その昔、忠臣蔵の討ち入りがありました。
それにちなんで、「一太刀」と言う銘のお茶碗や
蓋置きは矢襖(やぶすま)でした。
昔、映画の全盛期の頃12月、正月映画は忠臣蔵や清水の次郎長が、 定番でしたが。
茶杓の銘は「年の瀬」一年過ぎるのも早いものですね。

濃茶の流れ
お客が茶室に入り前に、水指とその前に客の人数分茶を入れた茶入を 飾っておく。
茶筅、茶巾、茶杓、を仕組んだ茶碗を持って入る。
建水を持って入り、襖は閉める。 内隅ねらいに座り、柄杓、
蓋置きを出して、総礼します。
袱紗をさばいて、茶入れ、茶杓を拭きます。
茶巾を水指の蓋の上に出し、湯を入れて、釜の蓋はきっちり閉めます。 茶筅とうしをして、茶巾で茶碗を拭きます。
お茶を入れる時は、3回茶杓で入れ、後は振り出して全部入れます。 湯を2回入れて(始めに十分入れて2回目は足すだけくらいに)
お濃茶を練ります。
茶碗を2回まして、正面をお客に向くようにして出します。
正客が1口飲まれた頃にお服加減を聞く。
柄杓、蓋置きをかたずけて、客付きに控えます。
正客が茶銘、詰め、お菓子をたづねます。
末客の飲み切りを聞いて、居前に戻り、柄杓、蓋置きを出し
お水を一杓、釜に入れます。
お茶碗が帰ると、総礼します。
お茶碗に、湯を入れ、捨ててから、おしまいの挨拶をします。
次に水を入れ、茶筅とおしをして、湯を捨て、茶巾、茶筅を
茶碗に入れ、茶杓も袱紗で拭いて入れます。
茶入れ、茶碗を水指の前に置き、柄杓で水を釜に入れて
水指の蓋する。正客から、道具の拝見を請う。
茶入れ、茶杓、仕覆を出す。
建水、茶碗、水指を持って帰る。 客は道具を拝見して返す。
亭主は道具を取りに行き、道具類を紹介して持って帰る。
茶道口に、道具類を置いて、総礼して、襖を閉めます。

トルコ漫遊記第4話
今日も普通のレポ-トを一つ ホテルで夕食後、
建国記念の夜のパレ-ドを見に行こうと
ム-ル貝の怖さもなんのその 心いさんで散策、
町には大勢人々で ごった返しパレ-ドはその町や村ごとに参加し
鼓笛隊やブラスバンドで 通りを行進、愛国心の強さを感じました

その後、海の湾を挟んで花火があちこちで打ち上げられ とても美しい夜空を見ることができました。
其の後、ホテルの夕食が少し足りなかったので生バンドが
出演している バァ-ルでビ-ルを飲む事に。
さて、そこで、初めて入る店(当然よね) なので費用が気になる
(ム-ル貝の一件もあるし)、入店前に I'd like two bira and two sisikebabu. ブネカダル(値段はいくら)? と聞くと
生ビ-ル一杯1.000.000トルコリラ、シシケバブ1.500.000トルコリラ。
さっそく それらを注文して店に入店 店の中はそれほど喧しくない
生バンドと20才前後の若い男女のグル-プ 演奏が始まると足を内外
に繰り返し腰を少し左右るトルコ独特の踊りをたのしんでいる、
これを見て私が逃す訳が無いよね、阿波の血が騒ぐ騒ぐ.....
おもむろに立ち上がってトルコ風の踊りと阿波踊りをアレンジして
踊ると店の皆が、とても興味深い目で私を注目、しばらく踊って席
に着くとヤンヤの喝采 隣の席からは 奥さんに一番の友達だと
バラの 花を一輪くれたりとその夜は二人オオモテだった事は
言うまでもない事よ。

トルコは少し貧しい国のように感じましたが 今の日本人に無い
とても強い愛国心と人なっこさと親切心が
有るように感じました。
読者の言いたいコーナーを、設けました。
お茶に関係ないことOK、関係ありOK。
ちょっと聞いて、悔しい話、面白い話、失敗談ならもっとOKです。
お寄せ下さい。お待ちしております。