「教えて茶道」Vol,26

外は金木犀の香でいっぱい。
まだ、花がわからない時の方が強くにおいます。
この香をかぐと、秋だな‐って、しみじみ感じます。
皆様は、何で秋を感じますか?
まったけ、焼き芋、柿、これらも秋を感じますね。

明歴々露堂々(めいれきれきろどうどう)
禅語で、簡単に言いますと、
「歴然と明らかに堂々と顕露していて、すこしも隠すところがない」
と言うのが文字の意味で、
一般には真理は高尚深遠なところに秘在しているものと考えられて いるが、それはこちらの悟りの目が開けていないからであって、
悟りの眼を開いた上で眺めてみると、真理は「頭上漫々脚下漫々」で、 ごく平凡卑近なところにも実は少しもかくす所なくはっきりと 現れている、万物万象の上に堂々と顕露している。
一木一草の上にも宇宙の大生命や、仏教の教えなどが、
明らかに現れ 万物万象の上に真理や、
大道が歴々明々と露呈している。
大乗仏教の世界観を的確に表白した一句である。
自分に隠すことがあったり、嘘をついていると、
堂々とした態度が とれない。 迷うことや悩みがある時に、
廻りを見渡せば、きっと 自然の中に答えが見つかるはずだ。
答えは、身近な所にころがっているのに、見えていない。
見えるように、いつも心身を磨いておこうと言うようにも、
読みとることもできますね。
私は、この言葉がとても好きです。
この言葉は、季節感がなく、軸ものとしていつでも使えますが、
「あきらか」という言葉から、秋を連想して、この時期に使われる
ことが多いです。

お茶の言葉(6)
茶番
見え透いた演出をするときに、「とんだ茶番劇」ということがある。
もとは、芝居小屋で客のために茶の用意や給仕をするものを
茶番と いった。
ところが、その茶番がサービスに、役者に変って、即興で
芝居をやった。
これが「茶番狂言」で、
転じて、「底の浅い下手 な芝居」を「茶番」というふうになった。