「教えて茶道」Vol,24

朝晩、大分涼しくなってきました。
新米も出始め、秋の実りの季節です。 リンゴ、梨、クリ、まだまだこれから楽しみが増えます。
そこで、今日は、クリ大福に挑戦しましょう。
大福もちをお茶のお菓子にはあまり使いませんが、 そこは多めに見ていただいて、美味しい大福をたっぷり頂きましょう。
じつに簡単です。電子レンジと耐熱容器さえあれば。
苺の季節には苺大福、
また、一口大のキーウイを入れればキーウイ大福にもなります。

材料
白玉粉 又はもち粉   100g
  水         200cc
   砂糖         50g
あずきあんこ(缶詰)   1カン 小さなピンポン玉くらいに丸める
クリ(ビン詰めでもOK)  10ケ
片栗粉

耐熱容器に、分量の粉、水、砂糖を入れて、よくき混ぜる。
それに、ラップと、ふたをして、レンジで4分。 その後、とりだして、1度よくかき混ぜて、今度はふただけをして さらに、2分。
これで、外側の皮、「ぎゅうひ」ができあがります。
これはこのままでもお菓子になり、おいしくいただけます。
甘好きの方は、砂糖の量を加減して下さい。
多ければ冷凍も可能です。

まないたの上に片栗粉をふりかけておく。
その上に中身をとりだして、細長くのばして10等分にする。
手にひっつかないように、片栗粉を手につけて、
一つのかたまりを丸くのばしてあんことクリを包みます。
はじめは上手くいかないようですが、なれればうまくいきます。
熱い内に手早くする方がいいのですが。
挑戦してみて下さい。

お茶の言葉(4)
お茶の子さいさい
昔の人は、食事の前などに、よくお茶を飲む習慣があった。
この時出すお菓子のことを「お茶の子」といい、食事の前に 簡単に食べられるので「朝飯前」と同じような意味になった。
「さいさい」は民謡などの囃子ことばである。