「教えて茶道」Vol,16

暑い日が続いております。
大阪地方は、火曜日に雨が降り、一息つけたような感じですが、
皆様の方ではいかがでしょうか。

7月30日は土用の丑の日、ウナギを食べて暑い夏を乗り切ろう。
でも、その日はきっとウナギは高いでしょうから、
次の日にしましょう。1日遅れても死にはしません。
むしろ、安いのが買えて、気分も上々になるかもしれません。
関西では、商人の町で、ウナギは、はら開で、
関東は、武士の町なので、腹からでは切腹になるので、
背開きになっていると、伊吹山ハイキングツアーに行った時に
バスガイドさんが教えてくれました。

名水点て
名水を茶の湯に使用することは、昔からさかんに行われていました。 京都では、醒ヶ井、利休井戸、宇治川三の間の水などは、
昔から名水として有名です。
名水点ては、そのような水を汲んできて、茶の湯に用いるのですが
客に名水であることを示す為に、水指にシメ飾りをしておきます。
水指は、新しい木地の釣瓶を使用します。まず水で十分に湿らせて
置き、シメを張ります。
シメの張り方は、前後に二つ、両横に一つずつ幣をつけて、
勝手付の向こうの角で縄を結びます。
なお、名水点は、濃茶でするのがふさわしのです。

読者の方から、お茶は体に良い、
お茶に含まれるポリフェノールについての
お知らせを頂きましたので、紹介いたします。
ポリフェノールは一般的に、体内に発生する有害な活性酸素を
抑える作用があり、生活習慣病の予防効果があるとされる。
中でも緑茶ポリフェノールと呼ばれる「カテキン」は血圧上昇抑圧、
抗菌・ウイルス、発ガン抑制が注目されている。
お茶の種類別ポリフェノール量 ベスト3は、玉露、抹茶、茎茶。
湯のみ茶碗一杯(100ミリ・リットル)中に、
約400−200ミリ・グラムが含まれていた。
紅茶、煎茶、ウーロン茶も、銘柄によって幅があるものの、
100ミリ・グラム前後含まれるものが多かった。
(大阪府立消費生活センター調査)