「教えて茶道」Vol,112

 

先週の土曜日に、無事ホームステイのボランティアも終わり、ほっとしま
した。会話のない子達でしたが、別れの時にはやはり涙がぽろり。
寂しく感じました。短期間でも愛着があったのでしょうね。
次の課題に向かって前進です。

<七月の茶会の趣向と銘>
「銘」 カササギの橋 星祭 青簾(あおすだれ)苔清水 夏の雲 
    雲の峰 入道雲 青東風(あおこち)夕立=白雨(はくう)
    凪(なぎ)夕凪(ゆうなぎ)夏草 夏の露 虹の帯 虹の橋
    虫干(むしぼし) 虫払い 舟遊び 
    蓮(はす)の異名:荷葉(かよう)白連 浮葉
    葎(むぐら)の異名:八重葎(やえむぐら)葎の宿

七月の異名 七夕月(たなばたづき)文月(ふみづき)七夜月
      涼月(りょうげつ)親月

掛物  清泉石上流(せいせん せきじょうをながれる)
    空門風自涼(くうもん かぜ みずから すずし)
    清風動脩竹(せいふう しゅうちくを うごかす)
    水聲松韻一渓深(すいせい しょういん いっけいふかし)

歌銘 ゆう凪にあさりする田鶴潮みてば沖浪高みおのが妻よぶ
    万葉集
   なでしこの花咲きそむる夏の野にけふひぐらしの声ぞ聞こゆる
    読人不知
趣向 夏の涼味を楽しむ朝茶事は簡素な取り合わせが大切
   一点か一物に力を入れ、他のは省略するところに手腕が必要とされる。
   納涼釜は七夕や祇園会(ぎおんえ)にかけて催すのも趣がある。

   
<水屋での準備>
菓子器の扱い
塗り物の菓子器は固絞りの布巾で拭き、さらに乾いた柔らかい布で空拭き
します。一個ずつ主菓子を入れた縁高(ふちだか)は、綴じ目を向こうに
して客にすすめ、人数分の黒文字(くろもじ この時は長いめの楊枝)は
水につけ、皮付き部分を軽く拭き、蓋の手前に並べ、正客の一本を一番上
にずらして置きます。
陶磁器の菓子鉢は、ぬるま湯で湯通しをし、乾いた布巾で拭いておきます。
器との調和を考えて主菓子を盛り、準備した黒文字の箸を鉢の上にのせます。
干菓子は、押し菓子が客の向こう側、有平糖(ありへいとう)は手前に盛
ります。
風炉の時季に縁高などの塗り物を用いる時は、茶筅で露打ちをして用います。