「教えて茶道」Vol,111

 

ただ今、我が家は、4人家族。
姉妹提携都市からやってきた、女子高校生2人をボランティアで1週間
ホームステイさせています。
先週土曜日には、大阪の南の繁華街、サッカ−の試合終了後に橋から飛
び込んで有名になったあの辺りの通りでショッピング。
日曜日には、二条城、金閣寺へ、観光に連れて、ホームステイ先のおも
てなしは終り、月曜日からは、市が用意したスケジュールに沿って見学
や観光へ行ってます。
英語の勉強になると思いきや、質問したこと以外には、口を開かない子
達で、日本にもすごく興味があるのではなく、子供とはこんなもんかな
と、改めて感じました。英語がわからんと悲鳴を上げなくていいですが。
思い返してみれば、こんなおしゃべりで、厚かましくなった私でも
子供時代は、どこにいるかわからん無口で、行動力のないおとなしい子
でしたから、彼らが特殊でもなく、同じなんだと思いました。
年齢と共に、興味や疑問が多くなり、口数が増え、自ら行動するように
なったのでしょう。成長したんだと、自分で感心して、今この時を、し
っかりと、一期一会の精神で生きようと思いついた次第です。


<水屋での準備>
茶の掃き方
茶を入れる器には、濃茶を入れる茶入れと薄茶を入れる薄茶器とがあり
ます。
薄茶器は、棗(なつめ)などの塗り物や生地(きじ)の物と替え茶器
(主に陶磁器)の二種類があります。
茶器に茶を入れることを「茶を掃く(はく)」といい、そのための茶掃箱
(ちゃはきばこ)を用います。濃茶、薄茶とも茶こしでこしておきます。
濃茶は、茶入れを布で清め、茶入れの口に漏斗(じょうご)をのせ、客一人
分で、茶杓約三杯の分量で茶を入れます。
漏斗についた茶は、小羽根を使い掃き入れます。布で茶入れの口を清めて
閉じます。
薄茶器の茶は、中心に盛るようにします。


<ちょっと覚えておきましょう>

☆広間と小間のちがい
 風炉の点前では、広間では、中じまいが出来ますとかいいます。
 小間は、部屋に踏み込んだ畳で、茶を点てる場合を小間と言う。
 四帖半は、広間になる。

☆お茶がたって茶碗が出された時、道具が拝見に出された時など、
 客と亭主の間が、一帖半あいていると、立ちあがって、茶碗や
 道具類を取りに行ってよい。

☆たたみ一帖は、四歩で歩き、五歩目は次の畳になるように歩く。

<国語の時間>
おあいそ

すし屋などで客が料金を払う時、「おあいそ」と言ったりしているが、こ
れは本来の使い方ではない。この場合「おあいそ」は勘定の意味で払うの
だが客のほうが言うのはおかしい。
これは、「ぶしつけにお勘定に事などを持ち出しまして、さぞ愛想づかし
でございましょうが。」という意味の言葉で、勘定を請求する側の言葉で
ある。
「お勘定」と客が言って、板前がレジに「Hさんのおあいそお願いします」と
言うならいい。
料理屋やいっぱい飲み屋で、女将などが笑顔で気分よく応接するのを、 
「あの女将は愛想をふりまくから、店がはやる。」
などという人がいるが、これも間違いである。
愛敬をふりまくが正しい。「おあいそを言う」は「お世辞を言う」の意に
使う。「あの店もいいが,歯の浮くようなおあいそを言うからいやだ。」
などと言う。
同期会などで何年ぶりかに友人に会うのは楽しいもので、つい2次会、3次会
ということになるが、「昨夜は旧友と一晩酒を飲み交わした。」
というのは間違い。
それを言うなら、酒を酌み交わす 盃を交わすでなければおかしい。
ちなみに「盃洗」という道具があるが、あまり気持ちのいいものではない。
少ない水で何度も盃をジャブジャブ洗うと、何か浮いていないかと気味悪い。
近ごろは、めったに手に入らないような名酒があるが、「いいお酒が手に入っ
たので社長におすそ分けした」というのはいけない。
裾分けは、余分なものを分配するもので、目上の者には使わない。
「社長からお酒をおすそ分けにあずかった。」と言うならいい。