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きもののお手入れ1

大切なきもの愛着あるきものををいつまでも美しく着るための心配り

着る前にすること

きものを着る日が決まったら、1〜2週間前の晴れた日を選んできもの(しつけ糸が取ってあるか)・帯・長襦袢(半襟付いているか)・小物(帯〆・帯揚げ・重ね衿)・肌着等のこもの(伊達締め・腰紐・帯枕・たび・肌着・前板等)などを出して点検しておくと当日になってあわてるアクシデントを防ぐことが出来ます。又どうしても不安な場合は呉服屋さんに相談すると良いでしょう、

1〜2日前になったら衣絎やハンガーに掛け、風通しの良い場所に吊しておきます。帯も前の柄やお太鼓の部分にシワがでないように広げて掛けておきます。(帯と一緒に掛けておけれる便利なきものハンガーが有ります呉服屋さんで1200円位で売ってます)こうすることで織りジワや防虫剤の匂いが幾分か消えます。折りシワが気になるときは、アイロンをあてますその時、糊けのない白いさらし木綿か、色落ちしない日本手ぬぐいをあて布にして、低めの温度でアイロンを軽く当てて下さい。
*注意点としてどんなにシワがきつくてもスチームアイロンは避ける事!



雨の日にも安心してきものを着るために

もし、当日きものを着るという日に雨が降った場合困りますよね、
笠を差しても大切なきものが濡れてしまいますし、
泥はねや転んだりしたときの事を考えたらますますうんざりです、
そこで転ばぬ先の杖ということで大切なきものに防水加工を予め施しておいては
いかがでしょうか?
優れた撥水効果で泥はねや食べこぼしできものが汚れても
簡単なお手入れで元通りになりますので、
普段よりもきものを着るときに安心して着られます。
(私のお薦めとしては、ある程度のシミまではアフターサービスでしかっりと保証してくれる、パールトーン加工をお薦めします、 でももし後で染め変えたりしょうと考えておられるなら、 ジュコール加工というのがおすすめです。)
それに防水加工をしておけば、加工をお願いした呉服屋さんに
きものを着た後取りに来てもらえば、ずいぶんお手入れが気楽になります。
(取りに来てくれない呉服屋さんもあるので、確認してくださいね!)



きものを着た後で・・・

きものをぬいだらすぐにしまわずに、直射日光を避け風通しの良い場所へハンガーに掛けて 1日干します。きものハンガーが無い場合は洋服用でもかまいません。
きものと一緒に帯、長襦袢、小物等も一緒に掛けておきましょう。
これは湿気や体温を逃がす為と生地に呼吸させる為。
そして、シミなどは無いか見るためです。
湿気をおびたまましまっておくとカビ等の原因になりますよ。

便利な帯も一緒に掛けられる帯かけつき折り畳み式のきものハンガーがあります。
和Galleryで送料税込みで2本2000円で お分け致しています。

もしその時雨が降っていた場合は、一旦軽くたたんで置きお天気の良い日に
干して下さい。もし面倒だなと思う場合は、きものやさんに「整理して!」って
頼んでみてください。3,000位で(シミが無ければ)きれいにしてもらえます。

あと、お薦めはパールトン加工、最初は加工代がかかりますが、
後のクリーニング代が殆んど必要にならないので経済的です、
パールトンしてあるきものは汚れた場合でも加工したお店に持って行けば
殆んどの場合無料でクリーニングしてくれます
、※油系の汚れはちょっと代金がかかる場合もありますが、
クリーニングよりは経済的です。

更に詳しい事はきもののお手入れ2で紹介しています。


もしシミが付いていたら・・


大切なきものにシミが付いた場合は、
シミ抜きの3原則、こするな・拡げるな・熱するなに注意して
シミの箇所に糸印を付け、早めにシミ抜き屋さんか、呉服屋さんに
持っていきましょう。長い時間放っておいたシミは生地に定着してしまい
落ちなくなってしまいますのできを付けましょう。
しかしそんなことを防ぐために、着た後は必ず、
1〜2日ハンガーに掛けて風通しの良い場所で陰干しして
きものの衿のファンデーションと汗の汚れ、袖や裾の泥やほこりなどの
汚れがあるか確認してから箪笥にしまいましょう。

※シミの見方のポイント
1、衿元 2、袖、袖口 3、前、4、後、5、裾



きものの畳み方・・本たたみ

ここで紹介するのは最も一般的なきもののたたみ方です
このたたみ方はたとう紙にもきちんと収納できます。
この他にも夜具たたみや、襦袢たたみがあります。
※こちらでは解りやすくきものの裏側は白く説明してあります※

まず、きものを広げます、
両脇の折り目をあわせて折ります

さらに、まず、図の上側、おくみの
縫い目に合わせて折り上げます。

※おくみとは衽と書きます
きものの衿から下の部分の箇所
の事です。
※ポイント
きものの前身の部分を
折り返す感じになります。
こんどは逆の図の下側のおくみを
縫い目に合わせて折り上げます。

ここまでは簡単ですよね、

※次のステップに行く前に
ここで衿の繰越の部分に
三角の折り目があるのに、
注意しておいてください、
※繰越はきものの後ろ側の
衿の部分の事とです
ここがポイント
上側のおくみと、下側のおくみを互いに合わせるように重ねます。
この時に衿の背の部分(繰越が)
折り目に沿って折れてゆきます
そこで、正しく折れているか
見てください。
背の部分がたるみますが気にしないで、後で直します。

※ポイント衿の処理が大切です。
そこで、上側の脇を下側の脇とを重ねます。
すると背の中心の縫い目が上側に出てきますので、ここで
一度手のひらで抑えて下さい。
すると綺麗に 図のようになります
さあここまででほぼ完成です。
最後はお袖をたとう紙に入るようにようにします。裾を少し折り返し
ておいてから、上側のお袖を
まず折り返します。
その後先ほど折り返した裾を
引き上げて図の位置まで折ります
下側の袖は最後に
下側に折り返し出来上がりです。

さらに裏技として・・・・

きものを長く保管すると、
どうしても生地の重みで
跡がついてしまいます。
特に、繰越の部分や、
おくみの部分は折り重なり
ますので、その部分を、
このような方法で、
保管しておくと、気持よく
着る事が出来ます。
※きものの巾に厚紙を切っておくみの重なりシワをなくす。
きものの巾に2枚厚紙(カレンダー位の厚さが良いです)を切り
きものの裾から差し込んでください。特に黒の紋付(喪服)にはしておきましょう。
お買い求めのきものやさんで巻紙(小紋などの着尺を巻いておく紙)
を5〜6枚もらっておくと良いかもしれません。
◎最近の親切なきものやさんではこの様に、納品している所もあります 。
※繰越に合わせて三角の厚紙を作り、繰越の折り目に合わせて
当てておくと繰越も綺麗になりますよ。
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